イギリスの力をバックにして、中央アジアにおけるロシアの侵略に、できるだけ中立的な姿勢をとることによって、ヤクブ・ベクは自分の王国の拡張と安泰をはかった。ヤクブ・ベクは「信仰の守護者」という称号を受けた。これは、回教世界から君主の地位を認知されたことにほかならない。しかし彼は、それゆえに人心を失ってしまったのだ。
著者 :陳舜臣 (著)
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アイルランド高等教育の発展
240頁
著者:宇田川晴義
1944年東京に生まれる。1970年東洋大学大学院英文学専攻修士課程修了。
1974年St.Lawrence University(English専攻)卒業。
現在、東洋大学文学部英語コミュニケーション学科教授。所属学会:NAFSA大学教育学会ナサニエル・ホーソーン協会